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タークニャンの旅(低酸素トレーニング)
 今回は、キリマンで色々あったので、真面目に3回の内2回も低酸素トレに参加した。ツアーの中には、まったく受けなかった人もいれば、心配だから6回も受けた人などさまざまだった。 

 高山で写真を撮る時、気分が悪くなると聞いていたので、前かがみをせずに、身体を横に持っていく方法、あるいは腹ばいになる方法を選んだ。これだと、腹部を圧迫しないから、気分不良がなく写真が撮れた。 前傾姿勢の人のほとんどが、気分が悪いと言っていた。 

 酸素が薄いのは、見た目ではわからない。つい普段の歩幅になるが、これは絶対に危険である。 高山であることを意識して、ゆっくり歩き、深い呼吸法が高山病対策である。

 このゆっくり歩きを記憶にとどめる為に、低酸素トレで、エアロバイクをゆっくり漕ぐ練習は必要かな?と思う。しかし、低酸素トレを受けたからと過信も禁物。

 やはり、高山病にかかる・かからないは、歩き方と呼吸法のリズムを崩さないのが大切なのよね〜。今回のツアーガイドは、徹底的にこの指導をしていたから、全員登頂できたと思う。
 さすが、薩摩隼人ですね^^
タークニャンの旅(感想)
 過去の海外登山の中で、この山は疲れがなく頂上へ立った。
どの山も、必ず苦しい箇所がある。
キナバルなら頂上付近
ウイルヘルムなら行けども・行けども頂上が見えない苦しさ。
キリマンジャロならギルマンズポイントまでの間の午前2時から5時が一番苦しい。

なのに、この山は苦しさがなかった。 何故だろう?
わからないけど楽な登山ができたのも、エキスパートガイドのお陰かも 笑
そうそう、明るいメンバーに恵まれたのも関係があるかも。 山は楽しく登らなきゃね
タークニャンの旅(高山病)
 九賽溝(2800m)・黄龍(3500m)・パーロンシャン峠(4100m)を高度順応訓練とした、この観光のお陰で、高山病にかからなかったと思う。

 ガイドも低酸素に熟知しているエキスパートだけに、歩き方には厳しく、私達はそのアドバイスに従って歩いた。

 吐くことが酸素を吸うことだと言う呼吸法。解っていてもなかなかむづかしい。 小刻みに足を動かし、足の動きにあわせて呼吸をする。これは、本にも書いてあるバテない歩き方である。

 ツアーは、隊列を組んで歩くので、慣れない私は、これがしんどかった。
普段は、独自の歩きで訓練をしているから、どうしても歩幅が大きくなり、何度も注意を受けた。

 それで、ガイドの後ろについて、足のリズムを身体で覚え、それに応じて呼吸をした。一生懸命になって真似していたら、まったく苦しさがなく、身体も、余分なエネルギーが使われないから疲れない。な〜るほど!この動きなのよね〜と納得した。

 
 高山病が心配なのは、夜間の睡眠に入ってからである。念のため「いびき防止テープ」を鼻に張って寝た。効果はわからないけど、たぶん、何ともないからいいのかもね。

 私が高山病かな?と思ったのは、頂上から戻ってC1キャンプで荷物整理をしているときに、 軽い頭痛が起きた。 バファリン1錠を半分ほどかじって飲むと、すぐに頭痛がおさまった。

 ガイドも言っていたが、安易にダイアモックスを飲まない、ゆっくり・ゆっくり歩けば大丈夫だと。 キリマンジャロも 「急がないで、ポレポレ」 のんびり歩くのが高山病にかからないコツである。
タークニャンの旅(登山装備)
 5025mは、寒冷気温と想像してカイロも持参した。
でも想像していたよりは寒くはなかった。
3800mのベースキャンプは、朝晩の冷えはあるけど、太陽が昇るとすぐに暑くなる。
朝晩は薄手のセーターにフリースさらに寒ければ雨具を着用すれば十分である。

 アタック時は、雨で、 雨は低体温になりやすいので、手袋は2枚使用し、2枚目は防水手袋にした。 ストックも1本で十分である。

 今回は、背負うザックはやめて、大き目のポシエットにしていたから、500mlのドリンクが十分に収納ができ、身軽だった。 カメラも入り、ドリンクも入るこのポシエットは利用価値が大である。 登山をしないときは、肩からかけてショルダーにもなるし、兼用できるのが一番である。

 寒冷地の場合、耳当ての帽子も必要。ここでは、幅広のタオルで頭から首まで巻きつけて耳をふさぎ、汗の吸収もかねたこのタオルは、保温効果もバッチリで軽くて良かった。 

 キリマンジャロの時と比べ、比較にならないほど暖かいタークニャン。 標高は似たような位置なのに、暖かく高山病?も余り気にならなかった。
 時期が7月だからかな。
タークニャンの旅(四川料理)
 四川料理=激辛 と思えるほど辛い。
食材に唐辛子がバンバンに入っていて、探して除くのも大変。おまけにニンニクの茎にニンニクがたっぷりだから、身体中が臭くなるのでは?と心配になるほどだった。

 私は間違って赤色パプリカと思って胃袋に入れたのが、実は大唐辛子。
口は焼け付き、胃はただれて潰瘍を起こしたみたいに胃が痛んだ。

うがいを何度も行って、やっと出血が止まり、持参した歯医者の抗生剤を塗り、
胃には、内科医処方の薬を8時間おきに2日飲み、やっと非常用の日本食が食べれるようになった。

 登山はまだだし、もし、また痛んだらどうしょう。と悩み、これをきっかけに、辛いものを極力、避けて 食べても一口程度。だから、バスの中では空腹で、お菓子をバリバリ。 この時、非常食のお菓子がずいぶんと役だった。

 四川料理が合わない人は、日本のドライフーズの味噌汁におかゆは重宝する。
必ず海外へ持参する品だと、私は思う。 

 辛さばかりが強い四川料理。辛さは味覚を低下させる要因の一つである。 味覚を失わないように薄味好みの私には、この四川料理はまったく食べれない料理だった。
タークニャンの旅(荷物)
 「中国の食べ物はまずい! えいこちゃん、ちゃんとたっぷり持って行きよー」の先輩の言葉に従ってたっぷり持って行った。

 ベースキャンプへ移動の荷物は、馬用とポーター用そして自分用の荷物に分ける。
私の頭の中で、今までのポーターはザックを持ってくれたから、そのつもりで用意した。 ところが.......

 中国のポーターは、学生さんで、ザックの中は弁当と飲み物くらいしか持たないと聞いたのは、出発の直前。 荷物の多い人を見て、 日本人ガイドが
「何ですか!その荷物は!」 と注意を受けた3人は中身の点検をされた。

 私の場合、ザックの半分が食料品だった。「こんなんに食料品はいりません」
何かあった時の非常食です。 食料はありますから心配しないで歩く事に専念してください。 そういわれれば、手離すのが寂しいけど、仕方なくホテルへ置くことにした。 

 松さんの場合、「あらぁ〜ん、寝巻きに携帯ウオシュレットにサンダルに.....]
ガイドは、最後まで話を聞かずに 「寝巻きはいりません」

 西さんの場合、「着替えの荷物よー私は何を言われても持っていくからね」
この西さんは、頂上アタック時も着替えがたっぷり入ったザックを背負い、その重さに
足がふらついていた。  

 考えてみれば、食料品も寝巻きも頂上での着替えも、不要なのよね〜でも、なぜか持って行こうとするから人間って面白い。 

 私は、このたっぷり食料品がそばにあるだけで幸せ気分だった。長時間のバスの旅のほとんど、何かを食べていたような。 誰かが、「パンダみたい」

 え?パンダ? 一日の6割を食事に使うパンダと一緒の生活リズムと言いたかったのだろう。
言われてみれば、パンダ同様だった。
タークニャンの旅(ツアー参加者)
 バスの移動時間が長い中国・いつ頃、目的地に着くのかも予想ができない中国
4100mのパーロンシャン峠を通ってリーロンへ向かうバスの中で、高度を自動的に上げるわけだから高山病にかかりやすい。

 だから、皆も標高が気になる。私は聞かれれば時計を見て3500mよ〜なんて知らせる担当者に、いつのまにかなっていた。 
名古屋のたどちゃんがある時点で「幾つ?」 え?私の年齢? 

「あはは〜違うわよ〜私だって年を教えたくないから年は聞かないわよ〜高さの話よ。」 あのねー貴女って富士山の3770mで高山病になったでしょ。だから、その数字で高山病になる人だから言わないわよ。

 「でも気になるから教えて〜」
じゃぁーちゃーんと聞いてね。ただ今、3800m通過しました! 
「あ〜〜心配!!」目をつぶって、スーハー・スーハー息を吐く。
 何してるの?
「酸素がぁー薄くなったぁー」 前から酸素は同じよ。

この言葉に大笑いしたたどちゃんは、4100mへと進んでも高山病にはならなかった。 

 笑うと酸素の取り込みが言いから、どんどん笑えというガイド。
何がおかしかったのか? 記憶がないほど、よく、皆で大笑いをした。

 妙に気が合うこのツアー仲間の8割がB型だというのも、おかしかった!^^
タークニャンの旅(ツアー参加者)
 70歳の西さんは、このツアーの中でも最高齢である。 70歳にもなって5000m級を登るのだから凄い人と思っていたら、山の経験も少なく、年齢に応じた年の功もなく、なるべくなら関わりたくない人になっていた。

 何故、関わりたくないのか。

装備品の話
「タークニャンはドロドロになるから、スパッツは汚れるよー」
西さんが「え?スパッツ?」 と言いながら、ツアー会社の装備品一覧表を見て「三角印だから、絶対にいると書いてないでしょ!!誰がいると言ったの!!」

私が思うには、スパッツは山を登る以上、泥除けとして必要な装備品である。誰が言おうとも、もっていて当たり前の品である。ムキになることもない。

バスの中で
日本人ガイドに「○○さん、ビールを飲むの?飲まないの?」ガイドが「結構です」
「それじゃ返事にならないでしょ。飲むか、飲まないかと聞いているでしょ」
ガイド「飲みません」

そう頑固に言葉にこだわらなくても良いと思うが、それができない人

同室者に
「私のベッドは窓際よ。お風呂は先に入るから」 シャワーカーテンを使っていない彼女の後は、ビシャビシャの床。 同室者は黙ってバスタオルで床の水をふき取る始末。
あるいは、「灯りがついていると眠れないから」とさっさと勝手に消灯する。荷物整理のできていない同室者は、仕方なくトイレの明かりで我慢をする。

 高齢者の特権意識? 同室者は召使? うんざりするタイプである。

登山中の下山時には足がフラフラ 
ガイドが「ガレ場で足を滑らすとキケンだからロープをつなぎましょう」
すると「人をサルみたいに扱う」と反抗的だが、身体が動かないので従ったようだ。
しかし、キャンプに戻ると、ガイドに対して「サルのように扱われた!!」と責めていた。ガイドが「高山病になっていたんですよ」「私は高山病になっていない!!」

私達の目から見ても、あきらかに高山病だった。
年とともに頑固になるというが、こんな風に年はとりたくないね。